トリコロールの日々

28歳OLのフランスワーホリブログ

お仕事1ヶ月目終了の成果

Bonjour !


ひとまずの目標だったお仕事1ヶ月目、無事に越えました。
この1ヶ月は本当にあっっっという間でした。


いまだ変わらず毎日苦しいですが少しの変化もあります。



まず仕事では本当に散々なのに日常生活においてはほんの少し聞き取りがマシになりました。


多分お客さんに聞かれる質問や同僚に仕事を教えてもらう時はお菓子や器具の単語など非日常な単語が多い上、会話のキャッチボールというより唐突に質問される、指示されるという形だから内容の予測が出来ず反応出来ないのだと思います。

その上常に緊張しているから空回りして余計に理解力が悪い…(>_<)
昔から緊張すると頭が真っ白になります…


例えばお客さんに結婚式用にピエスモンテを注文したいんだけど〜…
と言われたらピエスモンテがそもそも何なのか分からないし、言い換えてくれてパートドゥシューと言われてもやっぱり分からない笑
(Pièce montée =シュークリームタワーみたいなの)


そして接客を変わってくれた上司に付いて教えてもらうも、ヌガティンが付いているピエスモンテは1人につき7€で〜と言われてヌガティンって何だ!となるし人数×7€の50%アコントを貰えと言われても頭は???状態
(Nougatin =ヌガーの棒状みたいの)
(Acompte=前金)


同僚にバシンヌを片付けてと言われたら、え、バシンヌって何?何を片付けるの?となり、
(Bassine=たらい)

カロンをプレパレしてと言われたら(Préparer=準備する)だから閉店前だけど明日の為に補充するのかと思って新しく出したら『片付ける』準備だったりまぁ勘違いも甚だしいです。


頭の中で単語の応用も効かないからそのままの意味を捉えてしまう…



という感じでありとあらゆる語彙力が足りないせいで本当にままなりません。



それに比べ日常会話はそこまで難しいような話は無いし、会話の流れも推測しやすいから多少聞き取れなくても何となくこんなこと言ってるんだろうって粗筋を掴むことが出来る。



ナチュラルスピードで話されても前よりフランス語が一語一語クリアに聞こえるようになりました。

街ですれ違う人達の会話も少しだけ聞こえてくるようになった。

昨日は同居人ジョナタンが私が晩御飯1人で可哀想だから家族のご飯に呼んでくれて、結構色々話しましたがそこでも以前より会話のキャッチボールがしやすくなったと感じました。


本当に微々たる変化だし、残念なことに職場では悲しいくらいに全く聞こえませんが(笑)



あと同僚達との関係について。


一番大きいのが、エロディがすごく優しくなりました(>_<)
前まで真顔で頻繁に注意されていたのに、前ほど逐一言われなくなったし仕事を教えてくれるにしても笑顔やジョークを交えて話してくれるようになりました。


私はいつもいっぱいいっぱいすぎて同僚に雑談を持ちかける余裕は微塵も無いのですが、ある日の朝たまたまエロディが三つ編みをしていてその日は珍しく

「今日は三つ編みなんですね、キレイですね」
と言ったのです。

それからほんの少し彼女の態度が柔らかくなったように感じます。


いつの時代も世界共通で女性は褒められると嬉しい生物なのかもしれない…

別におべっか使おうとして言ったわけでは無いですが、つたないフランス語だとしても純粋に良いなと思った時相手を褒める言葉はどんどん口にした方が良いですね。


本当に嘘みたいですが、昨日はわざわざ仕事中に「ほた、大丈夫?今日は動き回ってるね」なんて気遣う言葉をかけてくれてびっくりしました(o_o)



あと、カミーユもよく私を見ていていつもすぐに助けに来てくれます。
これは嬉しい反面逐一接客をチェンジしてもらってちょっと自分で情けなくもありますが…(;▽;)

彼女もよく私に「大丈夫?」と聞いてくれます。

こないだは私が注文を受けていたら「大丈夫?後で手伝った方が良い?」と聞きに来てくれたし、

私より2週間後に入ったシュデシカも勿論ネイティヴレベルのフランス語なので一緒にいる時はよく助けてくれます。(後から入った同僚に助けられてます…笑)

そして私のフランス語を唯一直してくれるので有難いです。自分もニューヨークにいた時まわりに沢山助けられて英語を話せるようになったんだとか。


みんな嫌な顔をせず助けてくれる。
本当に感謝しなくてはです。

みんなに二度手間ばかりかけていることでずっと心苦しくいつも恥ずかしい思いばかりです。


朝は本当に行きたく無いし神様にお祈りして家を出るのが習慣化するほどに心に余裕がありません(笑)



でも、辞めたいと思ったこともありません。

ワーホリでこんなに良い職場は他に無いと思うくらいです。
日系じゃない現地の高級パティスリーでフランス人とだけ働ける。しかも意地悪な態度を取る人もいないしキチンと週35時間労働が守られていてお給料だって悪くない。


ここで働けて幸せだし、こんな私を今だ雇い続けてくれる上司エミリーに感謝でいっぱいで彼女の為に頑張りたいと思える。

以前にも同じことを書きましたが、この気持ちは変わりません。


この1ヶ月の間だけでもアルバイトの問い合わせの電話や履歴書を持ち込む人が何人かいて、その人達を見る度に私じゃなくてネイティヴのこの人を雇った方が絶対お店には良いよなぁ…上司も私を雇って早まったと思うだろうか…
と被害妄想的に弱気になります(笑)



ワーホリの終わる頃、少しはまともなフランス語が話せる自分になっているのでしょうか。

そしてこの苦しさからの解放はいつ訪れるのか、はたまた最後までこのままなのか!


2ヶ月目も頑張ります。


ほた





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